Yukari Motoyama

1992年愛知県生まれ。現在は京都を拠点に活動。透明のアクリル版に地と図を同時に描き反転させた「画用紙」、複数の異なる色の布を繋ぎ合わせ支持体とする「Ghost in the Cloth」、数字をモチーフとした「Plate」など、絵画を構成する諸要素の分解・再構築、あるいは記号とその受容といったテーマを巡る独自の絵画表現に取り組む。近年の主な個展に、「この世、受け皿」(Yutaka Kikutake Gallery、東京、2022年)、「コインはふたつあるから鳴る」(文化フォーラム春日井、愛知、2021年)、「その出入り口(穴や崖)」(Yutaka Kikutake Gallery、東京、2019年)など。近年の主なグループ展に、「imperceptible portraits」(千總ギャラリー〈ギャラリー2〉、京都、2023年)、「VOCA 展 2022 現代美術の展望─新しい平面の作家たち─」(上野の森美術館、東京、2022年)、「現代美術のポジション 2021-2022」(名古屋市美術館、愛知、2022年)、「この現実のむこうに Here and beyond」(国際芸術センター青森、2017年)、「裏声で歌へ」(小山市立車屋美術館、栃木、2017年)がある。