Mariko Oya

大矢真梨子は1983年愛知県生まれ。大矢は、教会のなか、ステンドグラスを通して揺らぐ外光を捉えたシリーズ「Lumen de Lumine」を近年制作している。ある光は教会内で反射して輝き、ある光は教会内の存在物を照らし出す。外光によって輝くステンドグラスが柔らかく交じり合い、再び生み出された光― どこに表れ、そして、いつ消えるとも知れない不確かな存在物である“Lumen de Lumine”(光のなかの光)は、写真というメディアが根源的に含んでいた「光」という存在物の儚さを改めて示唆するかのようである。