Kouichi Tabata

田幡浩一は1979年栃木県生まれ。2011年より公益財団法人ポーラ美術振興財団在外研修助成等を得て、ベルリンに滞在。現在同地を拠点に活動。動的な要素を含む絵画、および絵画的制約をもって構成される映像作品などを制作。代表作に、ペンのインクがなくなるまで蜂を描き続け、それを素材に映像作品とした《bee》(2006年)、ひとつのモチーフを2つの支持体にまたがって描き、それを「ずらす」ことで完成されるドローイングと油彩作品によるシリーズ「one way or another」がある。

近年の主な個展に「牛乳のある風景」(Yutaka Kikutake Gallery、東京、2020年)「マルメロと表裏」(Yutaka Kikutake Gallery、2018年)、「one way or another」(ギャラリー小柳、東京、2016年)、「Scape」(大和日英基金、ロンドン、2015年)など。主なグループ展に「VOCA展2018現代美術の展望─新しい平面の作家たち」(上野の森美術館、東京、2018年)、「Art meets04田幡浩一/三宅沙織」(Arts Maebashi、群馬、2017年)、「Drawing Biennial 2015」(Drawing Room、ロンドン、2015年)、「Temporal Measures」(White Rainbow、ロンドン、2014年)、「THE ECHO –光の拡散−」(ケルン日本文化会館、ドイツ、2013年)、「Trial Balloons」(カスティーリャ・イ・レオン現代美術館、スペイン、2006年)、「J’en rêve」(カルティエ現代美術財団、パリ、2005年)など。

 

主な収蔵先に、東京都現代美術館、トヨタ・アート・コレクション、原美術館ほか。

 

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